Sweetbeansoup について

「ねえねえ、ママ。sweet bean soup ってなあに?」「お汁粉のこと。美味しそうでしょ~。お汁粉、知る子、ウフフ」「ダジャレだね、ママ」「寝る子は育つ。知る子も育つ。ウフフフフ」「もう寝ようよ、ママ」「ハイ、育ちましょう~」

2016年4月22日金曜日

ホームスクール、今年のやり方:学習編

高機能自閉症、学習障害疑いアリのジャスパー。学習は一筋縄ではいかない。なかなか解らない、なかなか覚えない、しばしば混乱する、あっさり忘れる。とにかく大ッ変!に時間がかかる。

学校式の基本の学び方、教科書、ノートで授業→プリント、ドリル等で練習→区切りごとにテスト→できなかったところは補習、というやり方を家庭でしていては、とても追い付かない。

なぜ断言できるのかといえば、もちろん、試したことがあるからだ。

ジャスパーに時間をかけ過ぎて、ママの時間はジャスパーの就寝後に限られた。結局、夜更かしのし過ぎでダウン、というのを何度か繰り返してしまった。


もともとあまり丈夫ではないママ。時短の工夫が急務だった。そもそも発達に凸凹のあるジャスパーに、定型発達向けのまんべんなく教えるスタイルには、ムリがあるし、ムダもある。

よくよく考えてみた。各教科の学習には単元という小刻みなスタートとゴールがある。ゴールを目指して進む。旅の目的はゴール。要するにゴールできれば良い訳だ。ゴールってどこだ。そうだ、ドリルだ、テストだ。

ドリルとテストは見方を変えれば、学習のゴールとして設定されているポイントの一覧とも言える。学校採用のドリルと業者テストに大きなぬかりがあるとは考えにくい。これを学習の柱に、教科書は参考資料として使うことにした。


やってみると具合がいい。得意科目で余った時間を苦手科目に回す。まんべんなく教わって凸凹にしかわからないより、凸凹に教わってまんべんなくわかる方がいい。

実際にはまんべんなくわかる、というのは難しく、激しい凸凹の凹を多少なだらかにする程度だ。けれど、ジャスパーが陥りやすい「オレはダメだ」の軽減にはなる。ママはジャスパーの心に「オレは大丈夫」を根付かせ、育てたい。


4、5年生の間に試行錯誤して編み出したジャスパー向けの今年の学習法は、こんなふうだ。


算数
ジャスパーの苦手科目。ママとドリルで学習、仕上げに一人で業者テスト。チェック後、ママとドリルで復習。教科書はジャスパーの混乱のもと、ゆみさんやたくみさん、かおりさん等のキャラクターがゾロゾロと登場するので、ほとんど開かない。

国語
本、雑誌、マンガを一人で読む。音読は気に入っているものをママに読み聞かせ。物語を熱演したり、ジュニアエラをニュース風に読んだり。時間がかかり、どんどん忘れる漢字は、陰山式のドリルでママが作ったプリントとDSで、毎日欠かさず繰り返し学習。厳しいママチェック。時々業者テスト。問題文が面白かった時は教科書も読んでみる。

理科・社会
ジャスパーの得意科目。テレビでニュース、ドキュメンタリー、ドラマ、映画等、二人で視聴。歴史、地理、政治、経済、物理、化学、生物、地学等、ほとんど何でも学べる。合間にママの小ネタを披露。業者テストは一人で教科書、資料集を使って調べ物学習。ママチェック後、図鑑やネットを一緒に調べてみることも。

道徳
テレビでドラマ、映画を二人で視聴。「この人、今どんな気持ちかな」「優しいウソってあるよね」「こんな時、どうすればいいと思う?」と、おしゃべりしながらソーシャルスキルトレーニング。「今の、意味わかった?」言葉を文字通りとらえる自閉っ子が弱いとされる慣用表現を状況や前後の文脈から推し量る練習(国語)も同時に。

体育
毎日歩数計携帯。公園散歩。


こう書いてみると、「一人で」学習する時間をひねり出すのが無理のないホームスクールのコツかもしれない。いや、普通の6年生なら、チャレンジやドラゼミ、スマイルゼミ等の通信教育を使えば一人で勉強できるのだろうか。



二人暮らし、24時間ずーっと二人きり、生活編は、また今度。家庭科はこちらで毎日、体当たり実践学習中。